値切ってなんぼ

商売人の町、大阪と神戸。値段交渉は当たり前。慣れていない方にはとてもハードルが高く勇気の要ることだと思いますが、コツさえつかめば何とかなるものです。是非トライしてみましょう。

◆値切れるものと値切れないもの

やはり、何でもかんでもというわけにはいきません。値切りやすいものと、どうしても値切れないものもあるのです。まずは飲食代。これはかなりハードルが高いです。値段を承知で注文した上に、食事の後のだとまず無理です。特にマニュアルが決まっているようなチェーン店などですとクレーマーに間違われて嫌な思いをするのがおちです。

可能性があるとすれば個人で経営している小さなお店くらいでしょう。それも店主に直談判で行きましょう。交換条件で交渉してみます。「○○でいいから、この値段で」といった感じです。うまくいけば少し安くなるかもしれません。

◆ねばったもん勝ち

とにもかくにも、値切るのは店側との戦いです。相手も商売ですから簡単には「うん」と言ってくれません。ましてや毎日値切られていますから、向こうとしても慣れたものです。ここで大切なのはとにかく「ねばる」こと。要は根負け、店員が疲れるまで交渉し続けましょう。

お約束の言葉「勉強して」から始めると「これ以上はちょっと」と返してきます。次は「そこをなんとか」でねばり「端数を取って」「消費税分負けて」と続けます。そして体力が続く限りねばりにねばり、安くしてくれたときは必ずお礼を伝えてくださいね。

◆値切るにはコツがあります

値切るときに必要不可欠なのが笑顔です。やはり関西人には笑いが大切なのです。間違っても真顔で言ったりしないように。不穏な空気が流れ門前払いになりかねません。満面の笑みでお願いしましょう。

それともう一つ、忘れてはいけないのが小さな声で話すこと。他のお客さんに聞こえるような大きな声では台無しになってしまいます。こっそり感が大切なのです。そして笑顔さえ絶やさなければ、きっと「しゃあないなぁ」と少し安くしてくれるでしょう。

「値切る」という関西人とのコミュニケーションは、他の土地では味わえない面白さがあります。これはボキャブラリー豊富な大阪や神戸の方たちとの言葉遊びでもあるのです。だから値切れたときのお得感はもちろん、満足感もかなりのものです。

ただ、同じ関西でも京都ではほとんど通じません。京都で値切るのは格好の悪いこと、というイメージなのでそういった風習がほとんどありません。値段交渉が可能なのは大型電気店くらいなので注意しましょう。

大阪では日常的に繰り広げられる「値切り合戦」周りの雰囲気に気圧されていては、安くなる物も安くなりません。旅の恥はかきすて。ぜひ観光に際には挑戦してみてください。

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