関西の渋谷、アメリカ村

大阪市中央区、心斎橋にある三角公園を中心とした一帯はアメリカ村として地元の人たちを中心に親しまれています。若者文化の中心地として1970年代から発展し始めたアメリカ村は、さながら大阪の渋谷や原宿の様相。デートでもひとりで観光でも十分に楽しめるスポットです。

◆アメリカ村の歴史

アメリカ村がある西心斎橋はもともと倉庫や駐車場ばかりの静かな場所でした。御堂筋の反対側の東心斎橋のそごうや大丸など、百貨店に買い物へ行く人たちが駐車をするためによる程度で、本当にさびれた場所だったそうです。

しかしまだ発展していなかった頃から大丸百貨店をデザインした事務所が居を構えるなど、新進気鋭の若手クリエーターが出入りしており、これが現在のアメリカ村の原点だったとも言われています。

そして1969年、空間デザイナーがデザインを手がけたカフェ「LOOP(ループ)」が三角公園前にオープンし、西心斎橋の雰囲気は徐々に変わっていきます。「このまま倉庫街にしておくのはもったいない」という風潮に自然となり、東側の百貨店街は大人の町ということで、西側は若者の町としようとする動きが活発化していったそうです。発展する以前から町を出入りしていた新進気鋭のクリエーターたちが、続々と店舗をオープン。当時としてはまだ珍しく、高価だった中古レコードや古着、サーフボードなどをフリーマーケット形式で販売。これがアメリカ村のショップの在り方を決める大きなきっかけとなりました。

その後順調に発展をし、現在では大阪周辺に住む若者たちのメッカともなったアメリカ村。最近では大型施設などもできあがり、関西の渋谷、原宿といっても過言ではないほどとなりました。もちろんかつてのクリエーターたちの新しいものを取り込む姿勢は今も健在で、様々なイベントや企業プロモーションの場としても活用されています。

このように、アメリカ村を歩けば大阪の若者文化の全てがわかるといっても過言ではありません。大坂独特のごちゃっとした大衆的な雰囲気はそのままに、若者たちの活気ある様子を見ながら歩くだけでも十分に楽しめるスポットです。

◆アメリカ村の見どころ

アメリカ村の見どころ、町全体といってもおかしくはないほど所狭しと見どころが凝縮されています。ただ強いていうならばBIG STEPとたこ焼き。BIG STEPはアメリカ村にある大型商業施設で、ファッションや音楽、映画にスポーツと楽しいことは何でもそろっています。関西を代表する店舗も軒を連ね、ここだけでも十分楽しめるはず。そしてもうひとつの見どころ、たこ焼き。大阪といえばやはり粉モン、たこ焼きですね。アメリカ村にはいたるところにたこ焼き店が出店しており、それぞれ違った特徴を出して販売しています。ストリートを歩きつつ、各店をハシゴして食べ比べをする観光客も多いそうですよ。

またアメリカ村を十二分に満喫したいなら三角公園でゆっくりと過ごしてみましょう。行きかう人たちをたこ焼き片手に眺めてみると、大阪らしさも味わうことができます。同じように三角公園でのんびりしている人たちとのふれあいも、大阪ならではの楽しみ。「どっから来たの?」なんてセリフから始まる会話は、気付けば周囲に大勢の人たちが。このフレンドリーな雰囲気は大阪ならでは、といえるでしょう。

また大阪の中心地からほど近いこともあり、気軽に足を運べる点も観光客に人気です。大阪観光のちょっとした息抜きに、ぜひよってみてはいかがでしょうか。

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